マル二 レティーロ 籐張替 塗り替え フレーム割れ修理
マル二のレティーロチェアの籐の張り替えとフレーム修理、塗り替えのご依頼をいただきました。
背中の接合部がバキバキになっており籐で何とかつながっている状態でご主人さまが応急処置をされていた状態でした。
原因はいろいろと考えられますが、接合部ですので内側に穴をあけてある構造でどうしても穴をあけた分と
籐を埋めるための溝が彫られており、とても細くなっているため見た目ではわかりませんがデリケートな部分です。
普通の使用では何の問題もないのですが倒れたり、脚の裏のフェルトを貼り換えたりされる時に力がかかったり
さまざまですが、同型をご使用の方はお気を付けてあげてくださいね。
(大切にされるがためにですが・・・・)
しかしながらこのような状態でも直りますのでご相談ください。
移植手術です
移植後塗装も終わり、ほとんどわからない状態になり
せっかくなので全塗装もさせていただき新品に近い椅子に仕上がりました。
籐の張り替えもすべて完了し座面以外は、ほぼほぼ新品予算の加減で本革の座面は張替えず、またの機会に。
納品に伺うと”ほんまにさら見たいやな、折れてたんどれやどれかわからんなぁ。ほんまありがとうな”とお言葉をいただき
みんなで笑顔に。皆様もあきらめないでくださいね!
椅子の張り替え、修理、塗装は京都の椅子屋へお気軽にご相談ください。